地元民が教えるレトロな町歩き・日田市豆田のおすすめ
大分県の西部に位置する日田市。水郷の町とも言われています。
福岡県と熊本県との県境にあり、福岡空港からバスで約1時間半なので日帰り旅行にもぴったりな場所です。
小さな街ですが、観光スポットや美味しいものがたくさんあります。
その中でも最も有名な、豆田のおすすめをご紹介します。
豆田
豆田は日田市で最も有名な観光地
天領の町として栄えて、昔ながらの建物がありレトロでかわいい町です。
おすすめ観光スポット
雛御殿
ここは歴史のある雛人形を数多く展示している施設です。実はここお醤油屋さんなんです。お醤油屋さんの奥に進むと雛御殿への入り口があります。
入館料300円ですが、私が行った日は無料。無料の日もあるみたいなのでたまたまその日に立ち寄れたらラッキー!
「え?雛人形?」とガッカリしないでください。古いものは江戸時代のものもあり、様々な形、表情、衣装のお雛様を見ることが出来ます。その数なんと3000体以上!
▲▼部屋一面にずらりと並んだ雛人形たち
▲ディズニー雛やキティ雛、リカちゃん雛もあります。
注目ポイント!
日田市では年間でいくつか大きなお祭りが開催されますが、地元民の私が特に好きなのが「日田祇園祭」。毎年7月に開催される300年以上の歴史を持つ伝統行事であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
地区ごとの山鉾があり提灯をつけた豪華絢爛な山鉾が、祇園囃子の音色と共に市内を巡行する豪華で迫力のあるお祭りです。
ここではその山鉾の模型を見ることができます。山鉾ごとに装飾が違っていて、細部までこだわって作られている見事な山鉾を見ることができます。
下駄屋
杉が有名な日田には杉で作られた下駄がたくさん売られています。
下駄って古臭いイメージがありましたが、鼻緒の柄がおしゃれなものだったり、ミュール下駄と言って女性用のミュールサンダルのような形をしているものもあります。
最近は、浴衣は甚平だけでなく普段着に合わせるようなおしゃれなものが多いです。
ぜひお気に入りを見つけてみてください。
ビームスやスノーピークとコラボしている会社もあるみたいです。
道路にも注目してほしい!
町中を歩いていると横断歩道の一時停止の標識に目を惹かれました。
標識が下駄になってました!
いた屋本家
こちらは鰻屋さんですが、お店の隣からいつもいい香りがします。この香りの正体は、鰻の焼きおにぎり!
おにぎりの中に鰻が入っていて、特製ダレを塗りその場で焼き上げてくれます。香ばしくて食欲をそそる香りです。小腹が空いている時にすっごくおすすめです!
おすすめレストラン
美味しいものがたくさんある日田。豆田地区にある私のおすすめレストランをご紹介します。
そば草八(そうはち)
豆田の通りを歩いていると、このような奥に続く道があります。一見わかりにくいですが、この奥にお蕎麦屋さんがあります。
奥に進むと昔ながらの歴史を感じる建物が見えてきます。
店内は二階建てになっていて、木で出来た梁や柱がむき出しになっていて昔のおばあちゃんの家に来た様。
ここのお蕎麦は水が良いせいか本当に美味しい!私は夏には絶対せいろそばがおすすめです。小ぶりサイズなのでたくさん食べたい人は一人前だと足りないかも?
ひたまぶし千屋
超人気店のうなぎ屋さん。お昼時はいつも行列が出来ているので少し早めの時間帯に行き、予約票に名前を書いて、待ち時間の間に他のところをぶらぶらお散歩するのもおすすめです。
ここの鰻はひつまぶしの様に食べるので ”ひたまぶし”と言われています。地名の’日田’と’ひつまぶし’がセットになってますね。
おひつに入った鰻を、まずはそのままいただき、2杯目は薬味と一緒に、3杯目は薬味と出汁をかけていただきます。薬味は4種類あるのでお好みで。
1時間〜2時間は待ちますが、待つ甲斐はある名店です。
アラスカンカフェ
日田市の中でも有名なカフェ。可愛いラテアートとフルーツもりもりのクマの可愛いパンケーキが名物です。
お食事はもちろん美味しいですが、ここのオーナーさんがカヤックでカナダやアメリカの海峡を渡ったり、福岡県から日田市までかなりの距離歩いたりとかなりアドベンチャーですごいお方。オーナーの話を聞くのも楽しいです。
福岡・博多からの日帰り旅にもぴったりな日田市のおすすめでした。
豆田には杉を使った小物を扱っているお店や小鹿田焼の食器屋さんもあります。お土産にもおすすめです。